2025年の大阪・関西万博が多くの話題を呼ぶ中、会場で思わぬ“来訪者”が話題になっています。その正体は――なんと「ユスリカ」というハエの一種。現在、会場周辺に大量飛来していることが確認され、来場者や関係者の間でちょっとした不安が広がっています。
大臣も動いた!ユスリカ対策本部が発足
この状況を受けて、伊東信久・万博担当大臣は記者会見で、「ユスリカ等対策本部を設置し、更なる対策を検討している」と発表。専門業者からの意見も取り入れながら、できるだけ早期に追加の対策を実行していく方針を明らかにしました。
健康被害はなし、でも「不快」と感じる声も
ユスリカは、刺したり病気を媒介したりすることはないため、現時点で健康被害の報告はないそうです。ただし、大量に飛んでいる様子に「気持ち悪い」「落ち着かない」と感じる来場者もおり、「見た目や不快感への配慮も大切」と伊東大臣。
特に、大型噴水ショーが行われる海辺エリアや「大屋根リング」周辺でその姿が目撃されており、美しい景観を損ねかねないとの懸念もあります。
忌避剤で侵入防止、「安心して楽しんでほしい」
現在、万博会場ではユスリカの侵入を防ぐために、虫が嫌がる成分を含んだ忌避剤を使って建物への侵入を防止中とのこと。来場者の安心・安全を第一に、「少しでも不安を減らしたい」という姿勢がにじみます。
万博を気持ちよく楽しむために
世界中から人々が集まる一大イベント・大阪・関西万博。こうした小さな“困りごと”にも迅速に対応する姿勢は、むしろ安心材料のひとつ。ユスリカに限らず、快適に過ごせる環境づくりが着々と進められています。
来場される方は、少し虫対策を意識しつつ、世界が注目する万博を思いっきり楽しんでくださいね!