直前に空席が出る原因「相席ブロック」とは?
〜インターネット予約の普及とともに増え続けている〜
相席ブロックとは、1人で乗車する際に隣席もまとめて予約しておき、出発直前に片方だけをキャンセルすることで隣を空席にする行為を指します。見かけ上は「キャンセル」の範疇に入りそうなものの、運行会社からは当然厳しい声が上がっています。
こうした行為が他の乗客や運行会社へ不利益を与えることももちろんですが、問題となるのはマナー的な観点だけではありません。弁護士からは偽計業務妨害罪(刑法233条)などにあたる不法行為の可能性が指摘されており、常習的だと刑事罰の対象にもなり得ます。絶対にやめましょう。
なぜ“相席ブロック”が起きるのか。キャンセル料の実情
相席ブロックが横行する背景には、「キャンセル料の安さ」という制度的要因があります。長年の運用ルールや標準約款の影響で、ウェブ上の予約取消手数料が100〜200円前後と非常に低く設定されているケースが多く、直前キャンセルの心理的ハードルが低いのが事実です。運行会社側もこの状況に頭を抱え、キャンセル料の見直しを検討する動きが出ています。
だからこそ知っておきたい――直前でも取れる「夜行バス予約法」
とはいえ、「直前に取れる夜行バス」というのは(旅行者視点では)弾丸旅行等の強い味方。運行会社を助けることにも繋がるため積極的に活用しましょう。相席ブロックによるキャンセルだけでなくとも実際にキャンセルが出やすい(=キャンセル料が安い)構造は、「直前に安い夜行バスが取れやすい」ことを包含します。ここで賢く活用する方法を押さえましょう。
直前予約で押さえるポイント(実践的)
- 公式サイトと複数の予約サイトを同時にチェック
大手の直販サイトと比較予約サイト(各社運賃比較)を併用すると、直前空席が見つかりやすくなります。 - キャンセル料規定を事前に確認
当日・直前キャンセルの規約は運行会社で異なるため、予約前に必ず確認。安いキャンセル料設定の便は直前に空きが出る確率が高い一方、満席で乗れない可能性もありますのでリスクヘッジは抜かりなく… - 夜遅めの便/深夜帯を狙う
旅行者の動向次第で需要が偏るため、深夜・終発近くは比較的直前予約が取りやすい傾向があります(ただし週末や連休は例外)。 - アプリのプッシュ通知/空席アラートを活用
多くの予約サービスは空席通知機能を用意しているので、あらかじめアラートを設定しておくと直前のチャンスを逃しません。 - キャンセル待ち機能を使う
予約サイトによってはキャンセル待ちを受け付けるものもあります。運が良ければ直前で座席確保できます。
(運行会社ごとに運用は異なりますので公式規約は必ず確認してください。)
「直前でも取れる」は万能ではない — 注意点とリスク
- 満席リスク:直前まで空きが出ない便も多く、計画性が必要な旅行には向きません。
- 繁忙期は注意:連休・イベント期間は直前でも満席になりやすい。
- 運行会社の対策強化:報道によれば、キャンセル料の見直しや規約改定を検討する企業もあり、将来的には直前予約の取りやすさが減る可能性があります。
法的・運行会社の対応 — 変わりつつある現場
報道では弁護士が「不法行為に当たる可能性がある」と指摘しており、運行会社は公式に「相席ブロックはやめてください」と呼びかけています。また一部では、抑止策としてキャンセル料の引き上げや利用規約の明確化を検討する動きが出ています。最新の運行会社アナウンスに注意してください。
まとめ(旅行者へのメッセージ)
- 相席ブロックは迷惑行為であり、強く非難されるべきです。 公共交通のマナーと他者への配慮を忘れないでください。
- ただし現実として直前キャンセルが発生していることを活用し「直前に夜行バスを取る」ことが可能です。 公式サイト・複数の予約サービスを賢く使い、アラートやキャンセル待ちを活用しましょう。
- 運行会社の方針は変わり得ます。 キャンセル料の改定や取り締まり強化が進めば「直前取り」戦略は将来的に通用しなくなるかもしれません。最新情報のチェックとリスクを考えた行動を。
旅行先をお探しの方はこちら

コメントを残す